失われる小金井市のみどりと都道問題/こがねっとレポート144号を発行

10年間で40haのみどりが消失

身近な畑や樹林地が宅地などに変わっていく。そんな風景が市内のあちこちで見られます。市の調査によると2009~19年までの10年間で、小金井市では都立小金井公園の敷地のおよそ半分以上にあたる40.53haのみどりが失われました。小金井市のみどりは、都立公園(小金井公園、武蔵野公園、野川公園)、大学などの私有地、生産緑地などが主で、小金井市が条例などで保全している緑地はほんのわずかしかありません。

今年3月に策定された小金井市みどりの基本計画には、今後10年で新たにみどりを保全する取り組みを行わない場合、約44haのみどりが減少し、現在30.2%である緑被率が、26.2%まで減少するとされています。また、農地は10年前から約15ha減少しており、生産緑地の指定解除の期限である2022年以降、さらに減少することは確実となっています。(安田けいこ)

20210730レポート144号 1面のサムネイル

■こがねっとレポートno.144を発行しました。

目次

  • 10年間で40haのみどりが消失 ―1、2面
  • 都議選報告 ―2面
  • 化学物質と子どもの健康 ―3面
  • 市民のツブヤキ ―3面
  • 会計報告 ―4面

 

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