PFASが水源の地下水から検出・・・こがねっとレポート149号から

小金井でも取水ストップ

体内に蓄積しがんなどの疾患を引き起こすと言われる有機フッ素化合物(総称:PFAS)が、基準値を超えて多摩地域の井戸水から検出された問題で、都が汚染によって取水を停止した井戸が11の浄水施設(7市)の34本に上ることが判明したと、1月3日の東京新聞1面に大きく報道されました。11箇所の浄水施設の中には、小金井市へ水を供給している上水南浄水所も含まれています。東京都水道局ホームページで公開されている各浄水所の有機フッ素化合物(PFOS,PFOA)濃度の調査結果を見ると、平成27(2015)年度にPFOSとPFOAの合計値が国の基準値(50ng/ℓ)に達していることが確認できます。記録がない空白期間もあり不明な点が多いのですが、平成21~25(2009~13)年度までの5年間は基準値に達しないものの23〜49 ng/ℓの数値が出ています。

1月16日の市議会建設環境委員会での安田の質疑で、令和元(2020)年に、給水栓において基準値を超える恐れがあり取水を停止し、現在も停止中との答弁がありました。現在の水道水は暫定目標値を下回っており問題ないとしていますが、取水停止前の摂取の蓄積による健康への影響について不安を感じます。地下水混入の原因は米軍横田基地や半導体工場からの流出が疑われていますが調査されておらず、健康被害についても何も分かっていません。高濃度汚染が判明した地域では、体内の蓄積をはかるため自主的に血液検査する動きも出ています。私たちの水は安全なのか、小金井でも検証が必要です。(安田けいこ)

◆学習会のお知らせ
私たちの水は安全?
〜永遠の化学物質・有機フッ素化合物(PFAS)の地下水汚染