公立保育園が廃園に?! パブリックコメントを募集中

2021年7月に、いきなり市から出された公立保育園3園(くりのみ、わかたけ、さくら)の廃園方針案。これに対し、4,500筆以上の署名が集まった「廃園への準備行為の中止を求める陳情書」は、公立保育園ならではの機能、地域との関り、広い園庭、保育の質の維持などについても触れられ、全会派一致で採択、市は0歳児の募集停止を撤回しました。

しかし、廃園方針は残ったまま、12月の厚生文教委員会や1月17日の行財政改革推進調査特別委員会で行われた質疑に対しても、市の保育園廃園方針については「検討中」という答弁が繰り返されていました。

その後、1月18日の庁議で決定したと市議会の各会派に説明があり、1月22日の公立保育園運営協議会では、1月26日から廃園方針に沿って市立保育園条例改定のパブリックコメントを実施するとの説明がありました。

市議会には公式の説明もなく、いきなりの条例改正(案)へのパブリックコメントには、廃園の方針を推し進めようとする市の強引な姿勢が見え、不信感が募ります。

2022年1月24日、市議会有志で市長に「市民に説明がないまま公立保育園廃園条例案のパブリックコメント実施の中止を求める要望書」を提出しましたが、26日から募集が始まっています。期間は、2月25日までです。

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20220124公立保育園パブコメ中止を求める要望書(市議会有志)のサムネイル