ハケと野川を破壊する都市計画道路……レポートno.118から

2016.01.29レポート118表面

都市計画道路とは

「都市計画法」に基づき位置や構造などが決定している道路のことで、1962(昭和37)年に都市計画決定されています。都市計画道路が計画されている区域では、将来的に道路整備が円滑に進むように、土地の形質変更や建物の建築に際して一定の制限がかかっています。

小金井市内には16路線(計画延長31,330m)の都市計画道路があり、整備率は43%(2012年度末)です。

都内の整備方針(案)を公表

昨年12月18日、東京都は2016年度から10年間の都市計画道路の整備方針・第四次事業化計画(案)を示しました。小金井市では、「小金井3・4・11号線外」(830m)と「小金井3・4・1号線」(2050m)の2本が優先整備路線に指定されています。どちらもハケや野川を分断する計画であり、ハケ上は現状では住宅が立ち並び、道路ができるようにはまったく見えません。(2面へ続く)/記事:林

*レポートを講読されたい方は、小金井・生活者ネットワークまでお知らせください。