平和がいいね! ・・・こがねっとレポートno.117から

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●小金井市議会では4度目の
 「安保関連法案」に関する意見書提出

 小金井市議会はこれまでも、昨年3月と6月、そして今年3月にも「集団的自衛権の行使に反対する」趣旨の意見書を、国会に提出してきました。全国的にもまだ意見書の提出がまれだったころから、議会内で過半数の賛成が取れるように、生活者ネットでは会派間の調整にも力を入れてきました。昨年は「憲法解釈でこれを認めてはならない」との認識が大半でしたが、6月議会では、「憲法違反の『安保法案』は撤回すべき」と考える議員が増え、7会派13人が賛成しました。世論の「法案は憲法違反」だという声に後押しされてきたのです。
 

●前代未聞!全国から反対の意見書が325

  全国では300を超える地方議会から廃案や撤廃を含めた「反対」の意見書や、「慎重な審議」を求める意見書が出ています。安保法案や集団的自衛権の行使容認について「反対」を示す意見書を提出した議会が144、「慎重な審議」を求める議会が181だった一方、「賛成」は6議会と報道されています。(※7月9日付朝日新聞デジタルより)

 地方議会から国会に提出できる「意見書」は、法的拘束力はありませんが、住民の代表である議会の総意として尊重されなければならない、とされています。そのため、議会内でも慎重に審議されますし、不採択となれば逆に小金井市議会の総意で反対した、という事実が残ってしまいます。なので、意見書提案は内容の精査と、各会派への丁寧な説明が必要となるのです。(次頁へ)

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