水余りなのに「ダム建設」が進められる理由
地下水を飲み続けたい
小金井市の水道水の約7割は地下約200mからくみ上げた地下水です。ところが、東京都はダム建設に約9千億円もかけているため、都民に河川水を、高い水道代を支払って飲んでもらわないと採算が取れません。ダムを建設すればその費用やランニングコストも当然水道代に跳ね返ってきます。小金井市には幸い「地下水保全条例」があり「地下水を飲料水として位置づける」と明記してあります。しかし、現在公共事業は、ダム建設ありきの天下り官僚の支配下に置かれ、東京都も地下水を切り捨て河川水に切り替える計画をもっています。抵抗にはかなりのエネルギーが必要です。必要のない公共事業を中止する常識ある国会に早く変わってもらいたいものです。(杉本)