小金井・生活者ネットワークは、学生・市民らによる「鳥越サポーターズin小金井」と、市議会を中心とした5党派(生活者ネット・民進党・共産党・市民自治・社民党)による「野党共闘」と連携し、都知事選挙に取り組みました。
7月23日、都内全駅一斉アピール。武蔵小金井駅に多くの人が集まりました。
自由・人権・平和・立憲デモクラシーを首都・東京から回復する決意を表明し、非核・脱原発!生活課題の解決と福祉の向上!都民参加と情報開示で都民に「都政を取り戻す」と宣言し立候補した、ジャーナリストの鳥越俊太郎さんを応援してきました。さらに、終盤を迎えるにあたり政策協定を交わし推薦し、生活者ネットワークの政治姿勢を明確にし、総力体制で選挙戦を共闘しました。
今回の都知事選挙には過去最多の21人が立候補しましたが、投票結果は事前の予想報道に同じく、鳥越俊太郎さんは 1,346,103票(3位)と、当選には至りませんでした。鳥越さん本人は敗戦の弁を、「準備不足」と述べていますが、告示2日前に決意し、首都・東京の首長を選ぶ選挙に立ち向かうには、あまりにも時間が足りなかったことは否めません。
12~13時は、市内のあちこちに集まりスタンディング。鳥越都知事の誕生を訴えた。
初の女性都知事となった小池百合子さんですが、「新しい歴史教科書をつくる会」の支援を受けていることや、歴史修正主義を掲げる日本会議のメンバーであること、度重なる核武装発言などなど、その政治的立脚点には憂慮すべき事柄が多々見られます。
小池さんが掲げるスローガン「都民が決める 都民と進める」に異論はないものの、待ったなしの高齢者施策、若者の非正規雇用の増大や増え続ける保育所の待機児童、深刻化する子どもの貧困など、足元の生活課題にこそきちんと目を向け、政治的解決を果たしていく、そういう都政が求められていると、私たちは考えます。
今後も東京から立憲主義・民主主義・平和主義の回復・堅持・発展を訴え、政治への信頼を取り戻すために、活動を進めていきます。
7月29日の武蔵小金井駅には、鳥越さんの演説に1,500人もの方が応援に駆けつけた。