図書館で健康長寿!~魅力的な図書館整備を~

【本や雑誌を読む人は、健康長寿!】

「健康寿命」と「平均寿命」との差が小さいほど、寝たきりなど介護・医療の負担は少なくなります。
健康長寿日本一の山梨県は、人口10万人当たりの図書館数も日本一です。NHKの調査によれば、本や雑誌を読む人は「ヨガや散歩のグループに参加」「外出はほぼ毎日」「友人とよく笑う」など、非常に多くの健康要素とつながっていました。
この関係に注目し、市はもっと図書館を活用し、市民が読書に親しむ機会を増やして欲しいと一般質問で求めました。

山中湖村の図書館には、市民が読み終えた週刊誌類を図書館に寄贈し、自由に閲覧できるコーナーがあります。(写真)読み終えた雑誌類の再活用にもなり、気軽に利用できる魅力的な取り組みです。
また、ここには自動貸し出し・返却機があり、職員は選書など専門性を活かす仕事ができます。

渋谷区などで実施の、借りた本の履歴を記録できる「読書通帳」も楽しいサービス。本館の建て替えを待たずともできる工夫で、図書館の楽しみを増やしたいですね。(田頭祐子)

記事:田頭ゆう子のゆうゆう通信22号から
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