小金井市は暫定予算! そして、その後… レポートno.119、通信合併号より

レポート119HP用1面

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賛成2人、反対21人で否決になった小金井市の予算が、4~5月の算定予算に。
6月からの予算はどうなったのか?

その後の報告(生活者ネットワーク会派ニュースから)です。

★一般会計予算、深夜の可決 市長は公約を「一部変更」
 6施設複合から庁舎と福祉会館機能を優先整備へ

一般会計予算が再提案され5月19日召集となった臨時議会は、会期を5日間延長し、24日の午前2時40分ごろ予算を議決しました。採決結果は、賛成12(自民5、公明4、民主2、自由民主1)、反対11(共産4、ネット2、リベラル保守2、緑・市民自治2、市民会議1)で、可決となりました。

  • 社協事務局の賃料を市が負担

西岡市長が改めて議会に示した予算案は、社会福祉協議会事務局が6月から本町5丁目にある民間事務所に移転するため、その賃料など1663万2000円が計上されている以外は3月に否決したものと同じでした。3月議会で否決の原因になった、新福祉会館と庁舎建設のための市民検討委員会設置に関する経費、庁舎建設基金の積立はありませんでした。

  • 公約を事実上撤回

市長は、23日の質疑の中で「6施設複合化ではなく、庁舎と新福祉会館機能の複合施設を優先的に整備する」と答弁しました。事実上の公約撤回ですが、「あくまでも一部変更」との姿勢を崩しませんでした。庁内の検証チームの中間報告や関連予算を6月議会のしかるべき時期に提案するとしています。

◆副市長は上原秀則さんを選任

5月19日、長く空席だった副市長人事の提案がありました。人事の提案権は市長にあり、生活者ネットワークは賛成しました。理事者体制が整いましたので、市長には「市民との対話、議会との対話」を進めていただきたいと考えます。

賛否は以下の通りです。
賛成15(ネット2、緑・自治2、リベラル保守2、民主2、公明4、自民2、市民会議1)
反対2(自民2)
退席6(共産4、自民2)

 

暫定予算になった影響についての資料が提出されましたが、市は公民館講座や新刊図書の購入など「予算が可決すれば支出できるもの」は影響額に含めていないことが分かりました。
講座など、時間が必要で講師料などの裏付けがないと企画がすすめられないようなものは、考慮に入れていなかったわけです。市政運営に血が通っていないと感じます。

 政策に活かすため、みなさんのご意見をお寄せ下さるよう、お願いいたします。