玉川上水・桜と他の樹は共生できないの? /ネットニュースから

2016年1月22日 16時04分 | カテゴリー: トピックス, まちづくり・防災, 環境・緑・地下水

 五日市街道・玉川上水の関野橋下流付近が、今無残な姿になっています。
 「玉川上水・小金井桜整備活用計画」により、新小金井橋から関野橋までの640mがモデル区域に指定されました。
2010(平成22)年度から12(平成24)年度までの3年間で、桜の生育環境を整えるため、日照を遮る樹木の剪定・伐採を行い、95本のヤマザクラの苗木を新たに補植しました。

 市は今後も小金井桜の生育を阻害する樹木は伐採する方針です。
 ヤマザクラ(小金井桜)の復活は、確かに市の方針ではありますが、「名勝・小金井桜」でにぎわっていた頃とは、ヤマザクラにとっても生育環境が大きく変わってしまいました。今のように五日市街道はコンクリートで敷き詰められておらず、上水沿いの桜は伸び伸びと根を張る事が出来ました。排気ガスの影響もありませんでした。

 「ヤマザクラの生育を阻害する」としてケヤキなどの樹木を伐採すると、逆に強風や排ガスの影響を直接受けてしまう、また、桜に付く毛虫を食べてくれる鳥も来なくなると心配する声もあります。

 ここまでの「皆伐」ではなく、ヤマザクラとその他の樹木は、共存できないのでしょうか。
 周辺住民からは、夏の緑陰が奪われ、排気ガスが直撃し、のどの痛み、ぜんそくなどの体調変化も訴えられています。小金井桜の復活は誰も反対しないでしょう。しかし住処を奪われた市民の声と、住処を奪われた小さな生き物たちの声にも、耳をすますことが必要です。(市議会議員 田頭ゆう子