突然!市長から、「第2庁舎を約20億円で買い取る」 ?!

2014年9月16日 16時18分 | カテゴリー: トピックス, まちづくり・防災, 議会報告

 稲葉市長は、市の重要課題の1つである「市庁舎建設」について、資材や人件費の高騰を理由に、財政確保が難しいので新庁舎の建設を凍結すると発表しました。そして、高額なリース料が掛かる「第2庁舎を買い取って」リース契約を解消し、新庁舎が建設できるまで使うので「買い取る」議案を議会に出したいと、突然の申し入れがありました。

◆異例の条例提案

 これは、市議会も寝耳に水の話。定例会は年4回ありますが、通常は開会の1週間前に議案が議員に送付されるので、下調べをしたり、市民との意見交換などをしながら、生活者ネットでは議案を検討しています。法律の施行などの関係や審議会の人事などの調整等で遅れて送付になる議案は、あらかじめどんなものが追加になるのか説明があるのがこれまでの議会のあり方でした。
 しかし、今回は何の前触れもなく、市議会定例会が始まってからいきなり総務企画委員会で行政報告したいとの申し出に、市議会では困惑を隠せません。

 なぜなら、

1.小金井市は「平成30年までにジャノメ跡地に新庁舎を建てる」と行政決定している。

2.その前提として、新庁舎建設基本構想市民検討委員会が1万人アンケート、市民フォーラム、パブリックコメントを行い、23年1月に「ジャノメ跡地に総合庁舎を建設する」答申を提出した。

3.それを受けて、「小金井市新庁舎建設基本計画」でも「平成30年に新庁舎移転、開庁」とスケジュールを定めた。

4.新庁舎建設基本計画や市民検討委員の答申づくりにかかわった委員の方々にさえ、何の説明もなく、今回のような突然の提案は、市民参加の手続きを踏みにじるもの。

5.市長は「新庁舎建設基本設計予算を凍結せざるを得ない」というが、一般財源から基金として10億円積み立てる計画が、なぜ出来ないのか理由が明確でない。
 
また、その根拠となる「財政計画」もまだ定まっておらず、議会に示していない。

6.計画通りに庁舎を建てれば市の負担は約10億円。なのに、約20億円も出して第2庁舎を買うのか。

7.小金井市にとっていい計画かどうか、判断する材料が不十分であり、検討する時間すらない。

◆市議会全員協議会の傍聴を!

 こんな状態で、それを「今ならお得です!」と、急ぎ買うこと自体が考えられません。
まずは、市民説明会を開催し、多くの意見を聴くことが先です。1万人アンケートの結果や新庁舎建設基本計画を変更するのであれば、それなりの手続きがあるはずです。市長の一存で勝手に方向転換など、あり得ません。
 多くの議会会派からの要求で、この問題については「総務企画委員会での行政報告」ではなく、「市議会全員協議会」を開催して議員全員に公の場で説明することになりました。急な決定ですが、傍聴ができますので、是非、お出かけください!

日時:2014年9月17日(水)予算特別委員会終了後
場所:市役所本庁舎4階 市議会 議場

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