抜本的な待機児童解消は? ・・・こがねっとレポートno.112から

2014年5月2日 11時38分 | カテゴリー: トピックス, 福祉・子ども・平和, 議会報告

 小金井・生活者ネットワークの機関紙「こがねっとレポート」ができました。見たことがないという方、是非、読んでみたいという方は、ご連絡ください。
 今回は、表紙の記事です。

2014年度の保育定員増は60人
抜本的な待機児童解消は?

●待機児童とは?

 児童福祉法第24条は、「市町村は、保護者の労働又は疾病等の事由により、保育に欠けるところがあると認めるときは、(中略)保育する措置を採らなければならない。」としています。必要性は指数によって決められ、選考会議を経て決定されます。

 2014年4月認可保育所入所の申し込み者数は812人で、入所を承諾されなかった人は516人でした。今年度の待機児童数は確定していないものの、「昨年度を上回ることは予想される。」と担当部長は答弁しています。

●市は待機児童解消の対応をしてこなかった?

 市長は、「待機児童解消のために努力してきた。」と答弁しています。しかし、結果的には解消につながっていません。(表・赤の折線)

原因は、
①「のびゆくこどもプラン小金井」の児童人口の推計では0歳児人口を減少としていたが、実際は増加している。(表・黒と緑の折線)
②出産を機に離職する女性が減った。(2012年 総務省「就業構造基本調査」)
③夫の収入だけでは家計を賄いきれない。(②と同調査)
④ひとり親家庭の増加。(2011年 厚生労働省全国母子世帯等調査)
などが挙げられます。
 社会状況の変化に、迅速に対応したとは言えません。

●親たちが立ち上がる

 今年2月、不承諾を不服とする親の異議申し立てが66件も提出される事態になりました。市議会に対しても「認可保育園増設に関する陳情」署名数2311人、「認可外保育施設利用者に対する補助拡充に関する陳情」同2273人、「待機児童の緊急救済措置を求める陳情」同2688人が提出されています。緊急措置を求める陳情は全会一致で採択されました。議員案の意見書、決議も採決しましたが、具体的な措置はまだ、決まっていません。(林)

*後日加筆、ミニ情報

こうした状況からでしょうか、小金井市は5月に10人の「市立保育園緊急受け入れ」をしました。
  ・市のHP 
10人とはいえ、評価をするところです。 
しかし、緊急とはいえ、あまりにも周知期間が短く、市報(4/15号)でのお知らせもありましたが、必要な方が情報をキャッチできたか、心配もされます。