サロンへのお誘い 〜平和問題について、みんなで語り合いましょう〜

子ども達を戦場に送らないために、中学校歴史教科書の中身を知ろう!

 平和を守っていくために、子どもたちへの平和教育は欠かすことのできないものです。過去の歴史を片寄ることなく伝えることは勿論、戦争の悲惨さや原爆の恐ろしさをしっかり伝えることは何よりも大切なことであり、大人たちの責任ではないでしょうか。
 ところが今、戦争の悲惨さを伝えることをせず美化するような表記をし、天皇を中心に歴史がつくられてきたという考えで書かれた偏った内容の歴史教科書(自由社版、扶桑社版の教科書)が、信じられないことに教科書検定に合格し(2001年)じわじわと採択校をひろげています。
 各地で反対運動が起き、強い抵抗があったのですが、各自治体の長(石原都知事、山田杉並区長、中田横浜市長)が選んだ選考委員が選考する(一部はPTA代表など市民)わけですから、結果は長の思惑通りです。杉並区では、学校現場の先生たちが最低の評価をし、望まなかった教科書が選ばれてしまったとの報告があります。
 来年は教科書採択の年です。小金井市でも教育委員会で採択が行われます。問題の多い教科書が選ばれないように市民が意思表示をしていく必要があるのではないでしょうか。
 そのためにも、子ども達が手にする教科書の内容を私たちも知っておく必要があると思うのです。まずは教科書をながめてみましょう。どなたでも、気軽にご参加ください

日時:5月28日(金)午後 1:00 〜 3:00
場所:小金井・生活者ネットワーク 事務所
お話:中嶋 直子さん(小金井・生活者ネットワーク 平和部会)
申込:小金井・生活者ネットワークまで
    TEL:042-387-1068
    メール:koganett@f8.dion.ne.jp