ゴーヤーで緑のカーテンを

秋風に吹かれて

地球温暖化防止にむけて
自分でできることはやってみよう

 今年、小金井・生活者ネットワーク事務所と我が家の庭の一角に網を張り、ゴーヤーによる緑のカーテンをつくった。酷暑の予報が連日報道され、4度室温を下げると聞いて、さっそく苗を購入した。
 梅雨明けの水遣りは大変だが、今年はクーラーをほとんど使用せずに仕事ができた。そればかりではない。天気のよい日は陽射しをさえぎり、室内を緑一色の染めていく。疲れたときは輝く緑のカーテンを眺めながら、ボーっとする。
 誰もが出来る地球温暖化対策。まちぐるみで取り組んでいるという稲城市では苗を無料で市民に配布している。小金井市も生ごみから出来た堆肥もセットで無料配布してはどうかと思う。
 せめて市庁舎の壁だけでも取り組まないかと要望してみたが、あまり前向きな回答は得られなかった。新宿区では積極的に取り組んで、市役所の建物はつる性の緑に覆われ、玄関前の市役所通りも工夫が凝らしてあった。
 涼しいだけではない。今年は電気料金もかなり節約できて一石二鳥の夏となった。秋風が吹くころになっても、ゴーヤーの小さな実がいくつもぶら下がっている。来年にむけてぜひみなさんも挑戦してみませんか。(杉本)