生ごみ肥料化に1トン約35万円?!

2008年5月14日 20時51分 | カテゴリー: ごみ・エネルギー問題

生ごみ肥料化に1トン約35万円?!

燃やすごみの処理費用は1トン約4万円、以前に比べ市の負担はかなり大きい。他市の依存を減らすためにも生ごみの資源化が必要だが、肥料化に1トン約35万円もかかる。予算を試算してみた。

小金井市は、今年4月から各家庭の電動生ごみ処理機でできた生成物を、市内10ヶ所の公民館や集会所で拠点回収している。市内小中学校や保育園などの生ごみ処理生成物も合わせて132トンが中町の中間処理施設で肥料化される。それらにかかる費用は委託料が約1400万円、機器借り上げ料が約190万円で合計約1600万円。1トンの生ごみ処理生成物を肥料にするのに約12万円かかる計算になる。
さらに生ごみ処理機を稼動するにも経費がかかる。市内小中学校、保育園などの生ごみ処理機の借り上げ料は全部で約2000万円。さらに処理機の電気代約1000万円を入れると、合計約4600万円で、1トン当たり約35万円にもなる。
市は、家庭でできる生ごみ処理生成物を集めて肥料化する量が多くなればトン当たりの単価が下がるとして、肥料化機械の稼動能力を最大限にしていくつもりだが、このままのやり方では限界がある。しかもタダで肥料を配布しているのでリサイクルするほど負担は大きくなる。
生ごみの資源化についてはその方法や時期も含めて早急に見直すべき時が来ている。予算委員会では市の方向性について検討することを求めた。(小山美香)